起動と終了
basics
Rを対話的に使う
UNIXのシェルのようにRを対話的に使うことができる。 入力データや、生成したデータや画像をディレクトリ(フォルダ)にまとめておくと便利。
ターミナルでディレクトリを作成して、そのディレクトリに移動する。
mkdir work
cd work
続いてRを起動する。
R
Windows上のPowerShellの場合R
は前のコマンドを実行するInvoke-History
をエイリアスなので、R.exe
とタイプする必要がある。 Rを終了するにはq()
を実行する。 終了時に生成したオブジェクトを.RData
に保存するか聞かれる。 作業ディレクトリを分けないと、同じ名前のオブジェクトがせぬふるまいの原因になりうる。 終了時にn
を選択し、データを保存しない方がよい。
- Rで使える文字はlocale依存だが、英数字と . _ である。
- .で始まる名前の2文字目に数字は使えない。
- コマンドは数式または代入。
- 数式の場合は評価されて、表示され、破棄される。
- 代入は評価されて、変数に値が渡され、自動的には表示されない。
- 行の最後で不完全な場合、プロンプトが+になり、入力待ちになる。
- コマンドの履歴は上矢印キーで参照できる。
ファイルに保存されているコマンドは
source("commands.R")
で実行できる。
sink("record.lis")
は実行後の出力先をファイルに振り向ける。
sink()
により出力がコンソールに戻る。
Rのセッションで生成されたオブジェクトはobjects()
またはls()
で確認できる。
rm(x, y, z)
で削除できる。