長い書き物をするとき、TeXのソースはいくつかのファイルに分割することが多い。

ルートファイルroot.texにinput{foo}を使って、foo.texの中身を取り込む。 コマンドラインだとMakefileに依存関係を書いておくと楽。でも、ちょっと面倒。omakeで更新のたびに自動的にタイプセットすることもできる。 TeXShopでは、foo.texを編集しているときにタイプセットをクリック、またはCommand+Tしてfoo.tex自体をコンパイルしてしまうことがある。 foo.texの冒頭に

%!TEX root = root.tex

と書いておくと、foo.texの代わりにroot.texをコンパイルする。 root.texには

%!TEX TS-program = pdflatex

のようにどのコマンドでタイプセットするか書いておくとよい。 どちらもTeXShopのヘルプに書いてある。