Octaveのマニュアルなどの入門では, sinのような組込函数を描く例が多い.
描きたいのはsinではない. 論文に出てきた式を図にして確認したい.
例として描いてみるのは, CALIPSO搭載CALIOPセンサを使って見積もられた過冷却水の気温に対する依存性 (Hu et al. 2010のFig. 6dの赤い線) である.
pやfを函数定義 (function endfunction) してもよいが, ここでは単にx軸に対応する値を計算するにとどめる.
tの階乗は要素毎なので, スカラの階乗に.をつけて.とする. %のあとの文字はコメントである.
MacPortsでインストールしたばあい, AquaTermがデフォルトなので, 描かれた図はPDFかEPSで保存できる.
t = -40:0.1:0; % -40°Cから0°Cまで0.1°C刻み p = 7.6725 + 1.0118*t + 0.1422*t.**2 + 0.0106*t.**3 + 3.39e-4*t.**4 +3.95e-6*t.**5; % 式(4) f = 1./(1+exp(-p)); % 式(1) plot(t,f)