OpenGrADSプロジェクトのArlindo da Silvaさんのすすめがあり,OPeNDAP,GRIB2に対応したGrADS 2のパッケージを作成.GRIB2のライブラリ・ユーティリティとOPeNDAPをステーションデータに対応させるためのgadapが必要なので,これも別のパッケージとして作成.
インストールするときに+universalとすると,複数のアーキテクチャに対応するバイナリが生成される.既定ではi386とppc,つまりIntel MacとPower Macで動作する./opt/local/etc/macports/macports.confのuniversal_archsを編集すると,ほかのアーキテクチャ用にもコンパイルできる.例えば,ppc64とすればPowerPC G5用,x86_64とすればAMD64用(AMDのプロセッサを搭載したMacはないので,これに互換のIntelのプロセッサ)の64ビットのバイナリになる.
GrADS2自体のコンパイルは簡単だったが,上記のふたつのライブラリ用のパッケージやlibwww, hdf4, libdap, libnc-dapのPortfileをいじってuniversalに対応させたるのに手間がかかった.