フリーだと、ローマ字入力が主流だが、Ubuntuで採用されているAnthyは、かな入力ができる。かな入力派にはありがたい。
ローマ字入力は英語のキーボードを覚えるだけでよいが、ひと文字を2〜3文字に分解するのは不自然である。韓国語でも中国語でも、アルファベット(ハング ルを英語に置き換えたものや中国語のピンイン)でも入力できるが、多くの人は効率的に入力できる独自のキー配列を利用しているようだ。日本語の独自の配列 は、かな入力。携帯でローマ字入力する人は皆無だ。かなは多くのキーボードに刻印されているのに、使う人が少ないのは残念だ。
Macユーザとしては、右上の「¥」は長音の「ー」、右下の「_」は「ろ」であってほしい。 ここを参考にしてキーの割り付けを変更。まず、.Xmodmapを作成。
keycode 211 = underscore underscore kana_RO
Ubuntuは、ログインし直すと読み込んでくれるが、「端末」を開いて、xmodmapコマンドでこのファイルを読み込む。
xmodmap ~/.Xmodmap
Anthyのアイコンを右クリックして、Anthyの設定を開いて「¥」を「ー」、「_」を「ろ」に割り当てる。Anthyのアイコンを右クリックして、「設定の更新」を選ぶと有効になる。これで日本語が入力しやすくなった。